「西武のジャンクション駅」ついに高架化始まる! 6月末に一部線路を切り替え “踏切渋滞”も改善!?
西武線の「東村山駅」周辺で高架化工事が進んでいます。一足早く、新宿線下りが2025年6月に高架化されます。
新宿線下りを高架化
西武鉄道は2025年4月9日、東村山駅付近で、新宿線下りを6月29日(日)から高架化すると発表しました。

東村山駅(東京都東村山市)は西武新宿線、国分寺線、西武園線が交わる北多摩のジャンクション駅です。乗り入れる新宿線2.3km、国分寺線0.8km、西武園線1.4kmを高架化する事業が2013年度から進められています。
今回はまず、新宿線下りを地上から高架に移します。これにより、“多摩南北道路”5路線の一つに数えられる主要道路「府中街道」など、4か所の踏切の遮断時間が短くなり、踏切渋滞が緩和する見通しです。
高架の新宿線下りホームにはホームドアも整備され、高架化の6月29日から稼働が始まります。
なお、6月29日以降も、新宿線上りと国分寺線、西武園線は引き続き地上ホームが使われますが、早期の高架化に向けて、工事は続きます。東村山駅は、事業着手前は地上3面6線でしたが、高架化後は2面4線に変わる計画です。
なお、新宿線下りの高架化に先立ち、地元住民らを対象とした施設見学会が6月1日(日)に開催されます。使用開始前の新しいホームや線路を歩けます。参加費は無料。募集は計400人です。5月2日から「西武線アプリ」で、先着順で募集されます。
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