有料座席車導入に向け既存車改造に着手 13000系電車は25両新造 京阪

京阪電鉄が2016年度の鉄道設備投資計画を発表。13000系電車の増備や「京阪特急プレミアムカー(仮)」計画の推進、一部駅トイレのリニューアルなどが計画されています。

旅客案内ディスプレイを21駅に設置

 京阪電鉄は2016年6月24日(金)、今年度における総額およそ93億円の鉄道設備投資計画について発表しました。

 車両は新型13000系電車について、新たに4両1編成と7両3編成が導入される計画です。この車両は従来の2200系、2600系電車と比較して走行時の消費電力をおよそ35%削減。走行騒音の低減、車いすスペースの確保、車体強度の向上なども実現しているといいます。

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2016年度も増備が進められる13000系電車(写真出典:京阪電鉄)。

 また、2017年度上期のサービス開始に向けて、「京阪特急プレミアムカー(仮)」の計画も進行中。8000系電車の一部車両を大幅に改造し、通勤利用でも観光利用でも「確実に座れる」「上質な移動空間」を実現するというものです。今年度から車両の改造や座席予約システムの構築に着手します。

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「京阪特急プレミアムカー(仮)」の車内イメージ(画像出典:京阪電鉄)。

 21の駅ではダイヤ乱れなどの運行情報を視覚的かつ速やかに提供できる旅客案内ディスプレイを設置。七条駅(下り)、清水五条駅、出町柳駅(叡電口)では、トイレのリニューアルが実施されます。

 また、このほかにも深草~淀間と宇治線における新型自動列車停止装置(新型ATS)の導入や、天満橋駅の耐震補強工事が行われる計画です。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. 今年度の車両動向(予想)
    13000系 7連×2本 4連×1本 増備 
    10000系 (4連→7連)×1本 組換
    9000系  (8連→7連)×2本 組換
    7200系  (8連→7連)×1本 組換

    上記の増備や組換により、
    7連は7本増加する
    その影響で廃車されている2200系は、
    7連×7本の全車両が引退→廃車される?

  2. 【訂正版】今年度の車両動向(予想)
    13000系 7連×2本 4連×1本 増備 
    10000系 (4連→7連)×1本 組換
    9000系  (8連→7連)×2本 組換
    7200系  (8連→7連)×1本 組換

    上記の増備や組換により、
    7連は6本が増加する
    その影響で廃車されている
    2200系(7連×7本)の引退→廃車は
    一気に進む?
    来年、さよなら運転か…

  3. 旅客案内ディスプレイもそうだが、各駅ホームに設置されているLED表示板(「電車が通過します」など表示の)でも運行状況を流すようにしてほしい。

  4. 確実は言い過ぎやろ。
    満席になるとだめじゃない。