知られざる陸自の青きヘリチーム 「ブルー」でも「インパルス」でなく「ホーネット」
ヘリコプターTH-480Bでの演舞、そこにあるメリット
まず、世界でも珍しいヘリコプターによるアクロバット飛行展示について、福田3佐は「操縦教官の技量向上と団結の強化を図るとともに、その成果を一般の方にも見ていただこうという思いで行っています」と話します。
「ブルーホーネット」で使用しているヘリコプターは、2011(平成23)年に導入されたエンストロム社(アメリカ)製のTH-480Bという練習機です。福田3佐によれば、このTH-480Bは「OH-6Dに比べ余剰出力(高度なアクロバット機動を行うにあたって必要なエンジンパワーの余裕)が少ない」機体だとか。
OH-6Dは、陸上自衛隊航空学校でかつて練習機として使用されていた“たまご型”の可愛らしいヘリコプターで、同型の機種が観測ヘリコプターとして使われていたこともあり、陸上自衛隊らしいグリーン系の迷彩塗装が施されていました。これを用いて演技(飛行展示)を行っていたころは、機体上部にあるメインローターの音がハチの羽音に似ていたことから、「スカイホーネット」というチーム名でした。
しかし、このOH-6Dの耐用命数が近づいたことに伴い、新しく導入されたTH-480Bは、それまでのイメージから大きく変わるということでチーム名称も部内で検討。2015年より「ブルーホーネット」として再スタートし、機体色もその名の通り、青色の清々しい塗装になっています。
OH-6Dに比べTH-480Bの余剰出力は少なくなりましたが、必ずしもデメリットばかりではないと福田3佐は言います。
「TH-480BはOH-6Dに比べ速度が遅いので、飛行場の周辺のみで演技をコンパクトにまとめることができます」(福田3佐)
つまり、観客の目の前から大きく離れることなく、短時間で次々と演技できるという利点があるのです。
「現在のTH-480BはOH-6Dよりも速度を出せないため、迫力にやや欠けると思いますが、隊形の保持に留意して実施しています。航空機の性能を最大限発揮するとともに、見ている方が楽しめるように課目を構成しています。6機が息をそろえて演技しているところを見ていただきたいです」(福田3佐)
ヘリコプターは暦とした飛行機(回転翼機)ですが、文中にヘリコプターが飛行機でないかのような記述があります。この場合は「飛行機」ではなく「固定翼機」と書くべきです。
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タイトルには、
知られざる陸自の青きヘリチーム 「ブルー」でも「インパルス」でなく「ホーネット」
とありますが、チーム名はブルーホーネットでしょ?
だったら、ブルーではあるはず。
実際くそダサい