続々登場の「オスプレイ形」、日本が抱える危惧 「鉄道忌避伝説」現実に?

日本国内では、その安全性を不安視する声が未だ止まないティルトローター機「オスプレイ」。しかし世界ではいま、「ティルトローター機の波」が確実に来ています。明治の日本であったという「鉄道忌避伝説」、それが「オスプレイ」で本当のことになってしまうかもしれません。

フィリピンから岩国へ 地震救援で特性を発揮

 2016年4月14日(木)から2回にわたり、震度7を記録し大きな被害を出した熊本地震。在日米軍は即座に日本政府に対して援助を申し出て、救助活動に参加しました。

 災害派遣された航空機のうち、特にアメリカ海兵隊の主力輸送機ベル・ボーイングMV-22B「オスプレイ」は、これまで安全性が不安視されてきたなかにあって物資の輸送に実績をあげ、様々な任務を可能とする高い汎用性と安全性を実証しています。

「オスプレイ」は世界初の“実用ティルトローター機”です。「ティルトローター機」とは、ローター(プロペラ)の角度を偏向(ティルト)させることで、飛行機の速さと長い航続距離、ヘリコプターの垂直離着陸能力を実現するという、両者の良い所取りをした航空機です。今回の地震においては、フィリピンから岩国基地(山口県)へたった1日で展開。その特性を発揮しました。

 しかしながら、「オスプレイ」に対する安全性の懸念や欠陥機扱いする反対の声は、未だ小さくないようです。

 残念なことに、こうした主張の多くには事実誤認が含まれています。「オスプレイ」は統計上、重大な事故が比較的少ないほうであり、加えて、その特有のメカニズムに由来する墜落事故は一度もたりとも発生していません。

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コメント

12件のコメント

  1. 左の方々が中国本土まで届く航続距離を嫌っているだけでしょ?

  2. >「鉄道忌避」と呼ばれるこの談話は、実例を示す証拠がなく都市伝説であるそうですが、

    ならば、「オスプレイ忌避」に関しては『2015.05.11記事』のように「実例を示す証拠」をもって批判すべきであって、新機種への不安と導入過程への不信とを都市伝説と同列に扱うべきではない。

    「戦争」は人類が罹患する病気であり、「軍備」はこれに対する薬剤のようなものだ。
    薬剤には副反応があるために、医師は薬剤の副反応を患者に説明する義務をもつ。同様に、国家には軍備の運用・配備につき国民に説明する義務がある。

    批判されるべきは、素人が不安と不信をもつことではなく、不安と不信をもたらす玄人の説明責任の不十分さである。

  3. 都市伝説ではないと思います。現在その街の中心から離れていると思われる駅は京都や熊本等あげられます。京都は駅ビルが出来て分かりにくくなりましたが、明らかに町外れでした。また大阪にしてもできた当初は町外れで、その後阪急が必死に開発して今のような都心になったわけです。少し郷土史等ひもとけば都市伝説ではなく事実とわかるのに無責任な書き方はいかがかと思います。

    • 聞きかじりですが、静岡県の三島も意味合いは違えど「鉄道忌避」の例かと思います。
      元東海道本線である御殿場線ですが、当初三島を通そうとしたところ仕事を奪われかねない人力車引きなどから猛反対、結果北部を素通りするルートになったと聞きます。
      丹那トンネル開通の頃には解消したのかもしれません。
      (とはいえ中心街は無理だったようです)

  4. > 「戦争」は人類が罹患する病気であり、「軍備」はこれに対する薬剤のようなものだ。
    > 薬剤には副反応があるために、医師は薬剤の副反応を患者に説明する義務をもつ。同様に、国家には軍備の運用・配備につき国民に説明する義務がある。

    例えが全くうまくない。

  5. 説明したくらいで不安が晴れるなら誰も苦労しませんね
    不安というのは理屈ではなく感情ですから
    感情を理屈でコントロールするには、このような不安をそもそも抱かずに済むであろう程度に高い知能や知性がひつようになりますから、矛盾した構図なのです

  6. 自衛隊のヘリを有効活用せずにアメリカとの政治パフォーマンスでオスプレイを投入されたら批判も出るでしょう。肝心の安全性も、当のアメリカ本国で議論されているぐらいですし、まだまだ不安定な機体では?
    放射能基準値80倍の汚染土日本全国ばら撒きといい、安倍政権はろくなことしませんね。

  7. 具体例は丁寧な文章なのに、最後に蒸気機関車の話を持ってきて、わかりづらくなっていますね。そこが残念。
    鉄道は一度引くと技術の性質上、路線は変わりづらいので街の発展と結びつきましたが、ヘリコプターは関係ないのではありませんか。

    >>「オスプレイ」に続くティルトローター機の登場は、もはや時間の問題です。
    ティルトローター機に限らず、便利で安全で安価な技術なら、だんだん普及するでしょう。

  8. 最後まで引っ張ってたけど、「鉄道忌避伝説」はなーんも関係ないやん(笑) 「25億円もするけど、ドクターヘリに最適」ってのも笑った笑った。ぜひとも医療活動に予算を!ですなー。乗り物オタクなら乗り物オタクらしく、「ティルトローター機やべえ」とか、「好き好きオスプレイ大好き♡」って書けばいいのに。

  9. 操縦免許は何が必要なのかな?

  10. 現に着陸体制でストンと何階もいってるじゃんよ。構造的にエンジンという巨大な重りの姿勢を変える事がどれ程軽量を要求される航空機体に負担をかけるか計算しなくても想像だけで普通解りますよ?水入りバケツを水平に持った上にそのバケツが上下にぐるぐる回る事を想像すれば、あっ中間に肩ぶっ壊れますよね?
    さらに、航空機は空気の流れから揚力を得て機体を持ち上げてるんです。その空気の流が90°急激に変われば当然揚力を失い途端に墜落します、単純な物理です。
    よく一般的民間固定翼機に乗ってると、エアポケットだかに入るからシートベルトしろって言うが早いか、急降下したりしますよね?あれをわざわざ迎え入れるのがエンジンチルト式の欠点です。
    都市伝説で人身事故を片づけられたかないですよね?

  11. 最近沖縄で墜落しましたね。どうしても安全と言い張るのなら、現在禁止されている在日米軍住宅の上空も飛ばしてみたらどうでしょう?
    トランスフォーマーに出演したオスプレイも、何機かは欠陥で墜落していたりして。