空自の“対艦番長“F-2に「強力な長槍」搭載へ 凄まじい威力を示すイメージ映像が公開 敵の艦隊が火だるまに
「対艦番長」さらにパワーアップ!
新型の「国産長射程ミサイル」イメージ映像が公開
防衛装備庁は2025年5月14日、開発中の新型ミサイル「12式地対艦誘導弾能力向上型」の発射イメージ映像を公式YouTubeチャンネルで公開しました。

今回公開された映像は、2025年5月21日から幕張メッセで開催される防衛装備品展示会「DSEI Japan 2025」に向け、防衛装備庁が広報用に製作したものです。
12式地対艦誘導弾能力向上型は、敵の対空ミサイルなどの脅威圏の外から目標を攻撃できる「スタンド・オフ防衛能力」を強化するために調達・配備される新装備となります。
多様なプラットフォームから発射することを想定して開発が進められており、地上発射型(地発型)、艦艇発射型(艦発型)、航空機発射型(空発型)が調達・配備される予定。地発型に関しては2025度、艦発型は2026年度、空発型は2027年度に開発が完了する見込みです。
なお空発型は、強力な対艦攻撃力を持つF-2戦闘機が搭載します。防衛省は今年度予算に、F-2への搭載に向けた能力向上改修費として130億円(8機)を計上しています。公開されたイメージ映像では、このミサイルを搭載したF-2の攻撃により、敵艦艇が甚大な被害を受けています。
防衛省では、スタンド・オフ防衛能力の早期構築に向け、国産スタンド・オフ・ミサイルの早期取得に向けた取り組みを進める方針です。
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