「空母化」進む海自の巨艦が偉業達成! 航空機の無事故着艦が“大台“に到達 艦載機を並べて記念撮影も
「母の日」に空母化が進む護衛艦の偉業が発表!
飛行甲板に艦載機を並べて記念撮影
海上自衛隊・第4護衛隊群は2025年5月11日、就役から8年が経過した護衛艦「かが」が、航空機無事故着艦3000回を達成したと公式Xで発表。飛行甲板における記念撮影の様子も公開しました。

「かが」は、ヘリコプターを複数同時運用できる、いずも型護衛艦の2番艦として2017年に就役。基準排水量1万9500トン、全長248mにおよび、海上自衛隊では最大級の戦闘艦艇です。現在はF-35B戦闘機も運用可能な軽空母とするための改修が進んでいます。
「かが」は2024年9月に「令和6年度インド太平洋方面派遣」の一環として呉基地を出港し、10月アメリカ・サンディエゴ沖でF-35Bの艦上運用試験を実施。10月20日にアメリカ海軍・第23航空試験評価飛行隊のF-35Bが「かが」に初めて着艦しました。
今回達成した無事故着艦3000回には、SH-60Kなどの回転翼機(ヘリコプター)だけでなく、もちろん固定翼機(F-35B)も含まれています。
ちなみに、第4護衛隊群は広島県の呉基地に司令部を置き、隷下には呉を母港とする第4護衛隊と、佐世保を母港とする第8護衛隊があります。第4護衛隊には「かが」のほか、「いなづま」「さみだれ」「さざなみ」が所属しています。
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