ほとんど情報ナシの中国の“マル秘新型戦闘機”、まさかのプラモデル化! 一体どう作ったんですか…?
「第63回静岡ホビーショー」のビーバーコーポレーションのブースで、まさかの機体のキットが公開されました。中国国内で目撃された第6世代ジェット戦闘機とされる機体です。
大体のイメージでとにかく早さを重視
さらにコックピット内の座席も、大体の予想で造形されており、機体のマークなどもデカール(水を使って対象に貼り付けることが出来るシール)で勝手にそれっぽいデザインを自作しています。これにはビーバーコーポレーションの担当者も「正直いいのかなーと思う部分はあります(笑)」という反応でした。

試作品として公開されていた第六世代機のプラモデルは、1/144スケールということで、ガンダムのプラモデルある「ガンプラ」のHG(ハイグレード)ブランドと同じ縮尺で、鉄道模型のNゲージよりはやや小さいくらいのサイズなのですが、人民解放空軍で現在運用されているステルス機であるJ-20の1/144スケール製品よりも結構大きい印象を受けます。
たぶん、中型くらいのHGガンプラよりも大きいサイズで、かなり巨大な機体だと予想されているようです。この辺りの考察は同プラモデルの実機がJ-20を伴って飛行しており比較できたため、それなりに正確ではあるようです。
ちなみに製品の公開が、実機の目撃から半年と経っていない時期ということで、この模型はこの機体の画像が出回った直後から製品開発が始められた可能性が高いというのが、担当者の弁。中国メーカーの商魂のたくましさには感心します。
一方、さすがに今回のイベントでは、現在開発中の日英伊三国共同開発の第6世代機を「烈風」と銘打ち、見切り発車的に出す日本のメーカーはありませんでした。この辺りの考え方の違いも日中のプラモデルの特徴に出ているのかもしれません。
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