大宮駅の路線バスに「未来感あふれる新車」登場! 国際興業が“国産初のEVバス”導入 乗り心地は?
大宮駅東口に発着する緑色の国際興業バスに、異色の車両がデビューします。どのような車両なのでしょうか。
とにかく静かで滑らかな乗り心地
「エルガEV」のお披露目会には、国際興業の黒滝寛 社長やさいたま市の新屋千樹 副市長、いすゞ自動車の石本貴志 フリート営業第二部部長、パワーエックスの森居紘平 取締役EVチャージステーション事業領域管掌らが出席。国際興業の黒滝社長は「大宮駅方面の路線で運行を開始し、更なる導入拡大も検討していきたい」と挨拶しました。

式典の出席者や報道関係者は、さいたま新都心バスターミナル~さいたま東営業所間を「エルガEV」で1往復し、営業所内に設置されたEV充電器を見学しました。
実際に「エルガEV」に乗ってみると、発車する際もほとんど音がなく、とにかく静かという印象。加速も滑らかで乗り心地は上々です。一部の座席は後ろ向きに設置されているため、最後部はボックスシートのようになっています。乗車定員はこれまでの車両より若干少ない(68人)ため、当初は比較的混雑しない路線を選んで投入するといいます。
さいたま東営業所に設置された蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger Pro」は、最大150kwの高出力充電ができ、将来のEVバス車両の受電性能向上にも対応しているそう。現時点では「エルガEV」の受電性能が50kwのため、0%から充電した場合は約5時間ほどでフル充電できるそうです。
いくらEV入れた所で、その影で代わりに古いバスが海外に流れていくんじゃ環境問題の改善にはならないけどね。