ウィンカーもワイパーも“レバー無ぇ!” 異形の「回さなくていいハンドル」で変わる操作性 スッキリさせすぎ?
「人とくるまのテクノロジー展2025」では、“変わった形のハンドル”がいくつか出展されています。そのうちの一つはウインカーなどのレバーなども無くしてしまいました。使いやすいのでしょうか。
なんでレバーなくしちゃったの?
東海理化は「円形ステアリングと異形ステアリングの混在する市場が長く続く」とみているそう。従来のレバーでは乗り換えた際の誤操作の可能性があるとして、今回、操作の順応に対応したスイッチを模索したといいます。

「ステアリングがスッキリしていくなら、もうレバーも無くていいよね、という傾向になるかもしれない」という意見は、両者から聞かれました。
しかしながら、全くステアリングを動かさなくていいわけではなく、ステアリングを傾けた状態での操作は、どちらも“慣れ”が必要そうです。今後、レバーの有り無しといった操作感覚について論争が起こるかもしれません。
ちなみに、東海理化では他にも、「超薄型シフター」を出展しています。こちらはR/N/Dのポジション切り替えを「指2本くらい」で操作するシフトレバーで、インパネにもコンソールにも取付可能なものです。
とはいえ、近年はシフトレバーを廃した押しボタン式のシフトも多く採用されています。こちらの方がスッキリしそうですが、ボタン式は誤操作の可能性があるということで、直感的な操作性を持たせつつ最小化を目指したものだそう。あまりにスッキリさせすぎるのも、よくないのかもしれません。
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