「魔法のホウキ」使用 新幹線の車内清掃を初実演 浜松工場一般公開で JR東海

新幹線の運転台へ潜入 特殊なトイレも

「新幹線なるほど発見デー」ではほかにも、普段は見られないさまざまなものが見られました。

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普通は入ることができないN700系の運転台。左にあるハンドルで加速し、右側にある大きいハンドルでブレーキをかける(2016年7月23日、恵 知仁撮影)。

 まずは「運転台」です。事前申し込みが必要ですが、座るのもOK。運転士気分を楽しめます。事前申し込み制ではこのほか「小学生車掌体験」や、工場案内ツアー「こども探検隊」が実施されています。なお、先述の「早ワザ!ピカピカ!新幹線車内清掃体験」と、運転士が質問に答えてくれる「教えて!運転士さん」は当日配布の整理券が必要でした。

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「新幹線なるほど発見デー」に展示されている「真空式汚物処理装置」(2016年7月23日、恵 知仁撮影)。

 トイレも展示されていました。現在の東海道新幹線が使っているのは一般家庭にあるような水洗トイレではなく、水量が少なくてすむ、においが漏れにくいという特徴がある「真空式汚物処理装置」というもので、その仕組みが分かるようになっています。

 部品の展示、説明としてはパンタグラフやドアなども用意されており、実際にそれらを操作することも可能でした。

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2016年の「新幹線なるほど発見デー」における“おみやげ”、N700Aの「オリジナルPCクリーナー」(2016年7月23日、恵 知仁撮影)。

 アンケートに答える必要があり、無くなり次第終了ですが、この「新幹線なるほど発見デー」は“おみやげ”があるのも特徴です。今年はN700Aの「オリジナルPCクリーナー」。小学生以下には「オリジナルピンバッジ」も配布されています。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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