高速SA・PAの「i」の機能が“休止”に!? 交通情報のモニター消します「スマホでご確認ください」 NEXCO東日本

NEXCO東日本は2025年5月30日、高速道路のSA・PAにある「ハイウェイ情報ターミナル」を順次休止すると発表しました。

標識の「i」マーク=ハイウェイ情報ターミナル休止

 NEXCO東日本は2025年5月30日、高速道路のSA・PAにある一部の「ハイウェイ情報ターミナル」を順次休止すると発表しました。

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PAの案内標識に掲げられている「i」マークの意味が失われる。写真の鶴巣PAも休止対象(画像:PIXTA)

 ハイウェイ情報ターミナルは、管制センターから発信するリアルタイムの道路交通情報を表示する場です。この機能を持つSA・PAは、標識で「i」のマークが掲げられています。

 NEXCO東日本によると、北海道・東北エリアのSA・PAで6月から、ハイウェイ情報ターミナルの運用を休止するといいます。なかには大型モニターを有するエリアもありますが、このモニターも消し、代わりにウェブの交通情報サービス「ドラとら」へリンクする二次元コードをポスターなどに掲示するとのこと。

「ドラとら」こと「ドライブトラフィック」は、スマートフォンなどでリアルタイムの道路交通情報や渋滞予測、工事規制予定、事故による通行止めの解除見込みなどの情報を提供。日本語を含む5か国語に対応しています。

 そこで、ハイウェイ情報ターミナルの運用を休止し、「利便性の高い『ドラとら』での情報発信一元化を図る」とのこと。NEXCO東日本は「ご自身のスマートフォン等で読み取っていただき、道路交通情報をご確認ください」と呼びかけています。

 なお、同社によると、状況を見ながら北海道・東北以外でもハイウェイ情報ターミナルの運用休止を検討しているといいます。そうなると標識で示す「i」の機能は実質的に失われることとなりますが、あくまで“休止”であって廃止ではないため、標識の「i」の表示は残すとしています。

【え…やめちゃうの!?】これが休止する「i」マークの意味です(写真)

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