「ICOCA」利用エリア拡大へ 草津線で2018年春から JR西日本

JR西日本のICカード「ICOCA」の利用エリアが広がります。サービス開始は2018年春の予定です。

累計1300万枚以上を発行

 JR西日本は2016年8月1日(月)、交通系ICカード「ICOCA」の利用エリアを拡大すると発表しました。

 拡大の対象駅は草津線の甲南、寺庄、甲賀、油日、柘植。サービス開始は2018年春の予定です。この拡大により滋賀県内のJR西日本全駅で、「ICOCA」をはじめとする交通系ICカードが使えるようになります。

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近畿圏の「ICOCA」利用エリア。草津線の貴生川~柘植間(赤い区間)は2018年春からサービス開始予定(画像出典:JR西日本)。

 JR西日本の交通系カード「ICOCA」は2003(平成15)年に導入。同社によると、累計の発行枚数は1300万枚を超えています。近畿圏の鉄道やバスをはじめ、交通系ICカードの相互利用サービスに対応している交通機関や商業施設などで利用することが可能です。

 2017年春からは、新たに京都市交通局、神戸市交通局、山陽電鉄、神戸電鉄、大阪モノレール、北神急行電鉄などで、「ICOCA」や「ICOCA定期券」が取り扱い開始。2017年4月末からは、北陸本線・大聖寺~金沢間の各駅や城端線の新高岡駅(富山県高岡市)でも利用できるようになる予定です。

【了】

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