「カンカン」音のペースが急上昇する踏切、その音を聞いてみた
「カンカン」と鳴り響く踏切音。一定のペースで音を刻むものが一般的だと思いますが、状況によってペースが“上昇”する珍しいパターンもあります。
知らない人は故障と勘違いも?
踏切音といえばどんな音を想像しますか。普通は「カンカン」という音が一定ペースで鳴り響くものを思い浮かべますが、京成電鉄の路線にある大半の踏切は音のペースが“上昇”することがあります。その理由は何でしょうか。
この踏切を製造している京三製作所によると、京成電鉄の踏切では最初の列車が通過して、続いて反対方向から2本目の列車が来るときにだけ「カンカン」の速度が上がるのだそうです。これを知らない人が見ると「故障かも」と勘違いするかもしれません。
京三製作所の警報音発生器には通常タイプと低音階タイプの2種類があり、京成電鉄に納入しているのは通常タイプとのこと。ただし「カンカン」のペースが上がるようにした特殊仕様だといいます。
納入時期は20~30年前で、京成電鉄が当時どのような意図を持っていたかは不明ですが、ほかの鉄道会社にこの特殊仕様の警報音発生器を納入した実績はないとのことです。
【了】
最初から最後まで長々と同じペースだとイラッとするので他のところも京成方式を採用した方がいいと思います。採用していないのが不思議な位。
京成の踏切のように、反対側からも来るときは、音が変わったほうが良いと思う。電車が通過してもいつまでも鳴り続ける方が、故障かと勘違い、我慢できず渡る人が出てくると思う。
表示される矢印を見ていなくても、もう一本列車が通過するのがわかるので、踏切が開くのをもう少し待つ気持ちになるので便利です。京成電鉄だけというのはもったいないですね。
20年程前に京阪の踏切でも聞いたことがある
沿線民の俺にはこれが当たり前だけど他は違うのか・・・
これは、片方が通過したところで踏切が開くと勘違いしてフライングで遮断機くぐる人がいるからだよ
いやいや反対からも来るから待っとけや、と知らせるための倍速カンカン
後から来る方の運転士が警笛を鳴らす時もあるよね
先に通過する電車に隠れてもう一本、俺の電車が通過するからまだ渡るんじゃねーぞ、って
京成の踏切警報音が途中で変わったきっかけは、45年ほど前に八幡駅付近の踏切で発生したダンプカーとの衝突事故だったと記憶しております。
当時は、保安係員が遮断機を操作するタイプの踏切でしたが、確認ミスにより電車通過後に対向電車が近づいていたのに開けてしまい発生した事故でした。
再発防止策として自動踏切化、通過後対向列車がある場合に警報音を変えて注意喚起するなどの取り組みを行ったと新聞に書いてあったと記憶しております。
(当時、沿線に住む小学生でしたので、もしかすると間違えているかもしれません。)
3本目の電車が来るときは、もとのペースに戻るんですよ。
えーっと、すみません。この記事の中のどのボタンを押すと「その音」が聞けるのでしょうか。教えてください。