東海道新幹線に「弱冷房車」試験導入へ 8月から利用状況などを調査 対象列車は?

新幹線にも導入!?

JR東海「他の号車より2度高く設定」

 JR東海は2025年6月27日、東海道・山陽新幹線(16両編成)の一部列車に弱冷房車を試験的に導入し、利用状況などを調査すると発表しました。

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東海道新幹線(画像:写真AC)

 同社は、試験導入の背景について「利用者の要望を調査したところ、弱冷房車に一定のニーズがあった」(東京広報室)としたうえで、「これまでは乗務員の判断で設定温度を変えていましたが、弱冷房車を導入することで、よりきめ細やかなニーズに応えることが可能になる」(同)と話します。

 弱冷房車は、他の号車より設定温度を2度高くするそうです。

 実施期間は2025年8月1日(金)~7日(木)および8月18日(月)~31日(日)。対象列車は「ひかり」10本で、3号車の自由席が弱冷房車となります。

 なお、対象列車の乗客にアンケートへの協力を求める場合があるとしています。

【画像】これが「弱冷房車」導入列車の運行時刻です

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