ややこしすぎ? 京都にある「4つの嵐山駅」のワナ 間違えたら徒歩26分 4駅の違いは?
京都の人気観光地「嵐山」。この地区には「嵐山」を冠する駅が四つあるものの、それぞれの駅は隣接することなく離れています。なぜそうなったのか。四つの「嵐山」駅の特色を紹介します。
最初に誕生した嵐電嵐山駅
嵐山は京都市街地の西部にある標高382mの山の名称であるとともに、広義にはその麓にある多数の寺社を含む観光地を指します。古くから桜や紅葉の名所であり、特に桂川にかかる美しい渡月橋は嵐山の象徴として知られています。
「嵐山」を冠する4駅のうち、最初に開業したのは京福電気鉄道嵐山本線(嵐電)の「嵐山」駅です。嵐山本線の終点で、1日の乗降人員は5562人/日(2023年)。3面3線の櫛形ホームを有する大きな駅です。後述する阪急電鉄の嵐山駅と同名ですが、バス停などでは差別化のために「嵐電嵐山駅」と呼ばれることもあります。
同駅は1910(明治43)年に、嵐山電車軌道の停留場として開設されました。1918(大正7)年に合併により京都電燈が運営する嵐山電鉄の停留場となったのち、1929(昭和4)年に移転して愛宕山鉄道が同駅から清滝駅までを開業。1942(昭和17)年に路線を継承した京福電気鉄道の停留場となり、現在に至ります。
1974(昭和49)年には、駅舎内に日本初の女性専用ホテル「嵐山レディースホテル」が開業。女性のみの一人旅が珍しい時代のことで、2002(平成14)年まで営業していたようです。跡地は「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」という観光商業施設となっています。
2004(平成16)年には、駅構内に「駅の足湯」を開設。鉄道の乗車券がなくても、利用券を購入することで利用できます。この足湯はJR九州「由布院駅」、阪急電鉄「箕面駅」と「足湯三姉妹」として連携しています。
その後、2013(平成25)年にはインテリアデザイナーの森田恭通氏が手掛けた全面改装が完了しています。





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