グリーン車より上の「イ」 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」先頭車登場 「黒い瑞風」で試運転へ

においを感じたり、星空を眺められる展望車

「瑞風」の先頭車両、その最大の特徴は、なんといってもその先頭部に設けられた展望デッキです。丸みを帯びた先頭部のなかでもひときわ目立つ5本の手すり、その内側にあるデッキは、列車の最後尾になる側を開放。乗客が直接、風を感じることができます。運転席はその上部に設置されており、かつてのボンネット形特急列車を彷彿とさせる姿が印象的です。

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先頭部にオープンエアの展望デッキを備え、運転席は上部にある「瑞風」(2016年8月15日、伊原 薫撮影)。

 展望デッキの後部車内は展望スペースになっており、屋根まで届く窓が印象的です。ここはフリースペースとして、乗客が気軽に利用できるとのこと。車両設計を担当したJR西日本車両設計室の大森正樹課長は「展望デッキで森や海のにおいを感じたり、屋根まで届く窓から満天の星空を眺めたりと、西日本にある美しい自然を存分に楽しめるようにした」と胸を張っていました。

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窓が天井まで大きく回り込んでいる「瑞風」先頭車。床下には多数の機器を搭載(2016年8月15日、伊原 薫撮影)。

 床下には、動力源となるディーゼル発電機をはじめ各種機器類がぎっしりと詰まっています。「瑞風」は、搭載するディーゼル発電機とバッテリーによる電力でモーターを駆動させる方式の気動車であるため、線路上空へ電気供給用の架線がない区間でも自走が可能。運行は「山陽コース」「山陰コース」など5コースの予定です。

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