見渡す限り「わ」ナンバー&「れ」ナンバー…「ヤバい!」と思った方がいいこれだけの理由 「もっと注意すべきナンバー」も!?

沖縄本島で話題の新テーマパーク「ジャングリア沖縄」がまもなく開業。その来訪者のほとんどは、レンタカーと考えられます。沖縄のクルマ社会は、ある特徴から、運転には他地域よりもいっそうの注意が必要です。

「ジャングリア」開業で注目の沖縄! ほぼみんなレンタカー

 今年のテーマパーク関連で最大の注目株、「ジャングリア沖縄」が2025年7月25日に開業します。沖縄本島の玄関口「那覇空港」から約80kmほど離れた北部の今帰仁村(なきじんそん)にできる新テーマパークへは那覇から直通バスも運行されますが、施設周辺、そして多くの来訪者が宿泊するであろう隣接する名護市内は公共交通機関が十分とは言えません。

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沖縄の観光地は「わ」「れ」ナンバーだらけ。外国人が運転するレンタカーも多い(植村祐介撮影)

 そのため、海のレジャーや「美ら海水族館」などを併せて楽しみたいと思う来訪者は、那覇空港からレンタカーで移動することになるはずです。ただこのとき注意すべきなのが、沖縄ならではの“クルマ事情”です。

 もちろん、日本では各地に“ローカルルール的なもの”があり、その地域以外のドライバーは面食らうこともしばしばです。ところが沖縄については、そうした他都府県とは異なる大きな事情があります。

 それは「多くのレンタカーが走っていて、そのなかに少なくない外国人ドライバーがいること」と、「Yナンバー/Aナンバーのクルマが多く走っていること」です。

沖縄の外国人ドライバーは「右側通行の国」出身がほとんど

 前述のように、沖縄の観光はレンタカーでの移動に頼らざるを得ない部分があります。実際に那覇市内から出て中部の北谷町(ちゃたんちょう)や恩納村(おんなそん)、北部の本部町(もとぶちょう)、国頭村(くにがみそん)などにクルマを走らせると、前後を走るクルマや駐車場に停まっているクルマがみな「わ」「れ」ナンバーという状況が、ごく当たり前となっています。

 そしてそれは、インバウンド観光客にとっても同様です。空港からバスで観光地を巡り、ホテルに泊まる団体客を除けば、多くのインバウンド観光客が日本人同様に那覇空港でレンタカーを借り、沖縄各地を目指すのです。

 ただこれらの外国人ドライバーのうち、「クルマの左側通行」に慣れているのはタイ人、オーストラリア人、イギリス人などごくわずかで、ほとんどが「右側通行」の国から来て、ハンドルを握っています。

 もちろん、こうした外国人ドライバーが一概に危険というわけではありません。ただちょっとしたきっかけで「左側通行/右側通行」や「右ハンドル/左ハンドル」にかかわるミスが発生するのも事実です。

【見たら絶対気をつけろ…!】沖縄でよく見る「要注意ステッカー&ナンバー」(写真)

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