舗装に地域差はあるか 沖縄の道路は「白っぽい」のウワサ、その真相は?

沖縄の道路は「白っぽい」「滑りやすい」といわれることがありますが、舗装に地域差は存在するのでしょうか。全国で同じように見える道路の舗装、その材料はじつは「地産地消」でした。

沖縄のレンタカー店には道路に関する注意喚起も

 沖縄の舗装道路は、ほかの地域と比べて白っぽいといわれることがあります。また、雨が降ると滑りやすいといわれることもあるようです。

Large 180207 pave 01
那覇市内の道路。沖縄の道路は白っぽいといわれることもある。写真はイメージ(画像:写真AC)。

 このように、舗装に地域性は存在するのでしょうか。道路の施工と舗装を手掛ける世紀東急工業(東京都港区)に聞きました。

――沖縄の道路は白っぽく、すべりやすいというのは本当なのでしょうか?

 はい。沖縄の道路では多くの場合、コーラルリーフロック(隆起珊瑚礁石灰岩)と呼ばれる石灰岩が使われており、この石の色が白いことから道路舗装が白く見えます。また、この石はすり減りやすく、車両の走行により舗装面が次第に磨かれてくるため、舗装面が滑りやすくなってしまいます。沖縄のレンタカー屋さんに行くと、このことが注意事項として掲示されていることもあります。

 道路舗装に使われるアスファルト混合物は、粗骨材(石)、細骨材(砂)、フィラー(砂より細かい粉)、アスファルトを高温で練り混ぜて作られます。アスファルト舗装は、施工直後は骨材がアスファルトに被膜されているのでアスファルトの黒色が目立ちますが、車両の通行が始まりしばらくすると、アスファルトの被膜がむけて骨材の色が目立ってきます。これが、沖縄の道路舗装が白く見える理由です。

――なぜそのような石灰岩が使われるのでしょうか?

 沖縄の地理的特性によるもので、現地で採取された石灰岩が主に使われるからです。また、沖縄は川も少ないため、砂利も採取しにくいということもあります。ただ高速道路では、沖縄県外から船で運ばれてきた石灰岩以外の骨材が使用されています。

この記事の画像をもっと見る(2枚)

画像ギャラリー

  • Thumbnail 180207 pave 02
  • Thumbnail 180207 pave 01

関連記事

最新記事

コメント

5件のコメント

  1. どうでもいい写真でPV稼ごうとしてるのはいつものことだけど、今回の記事の「カラー舗装」はいつになくどうでもいいな…

  2. 地域によって舗装が違うというのは知らなかった!

  3. これに加えて事故防止のためのハンプに、決まった速度で走ると音楽が聞こえるなど、いろんな工夫がありますね。

  4. 地産地消もいいが、滑りやすいという欠陥を直さないのはダメ。

  5. 沖縄の交通の便は途上国レべル