空自機がアラスカで圧巻の飛行! 映画「トップガン」みたいな飛びっぷり!? 操縦席から撮影した映像が公開
まるで映画「トップガン」。
臨場感たっぷりの映像が公開
航空自衛隊・航空支援集団は2025年7月4日、米空軍の実施する演習「レッドフラッグアラスカ25」に参加したC-130H輸送機が、現地で超低空飛行を行う映像を公式Xで公開しました。

「レッドフラッグアラスカ25」は、6月12日から6月28日(展開撤収を含めた期間は5月30日~7月5日まで)にかけて、アラスカ州アイルソン空軍基地とエレメンドルフ・リチャードソン統合基地、周辺空域で実施されました。
航空自衛隊からは、第9航空団(那覇)、警戒航空団(浜松)、第1輸送航空隊(小牧)の各部隊が参加。F-15J/DJ戦闘機×6機、E767早期警戒管制機×1機、C-130H輸送機×2機が現地に展開しました。
公開された映像では、C-130輸送機が谷間を縫うように低空を飛行しており、映画「トップガン」の渓谷での低空飛行シーンを彷彿とさせます。
これは匍匐飛行(NOE)と呼ばれ、敵のレーダーによる探知を避けるため、山や谷に沿って超低空を飛ぶことを指し、地形追従飛行とも呼ばれます。
匍匐飛行は基本的に前線に近い危険な空域で行われることが多く、激しい戦いが続くウクライナでも、ウクライナとロシア両軍の航空機が匍匐飛行を多用しています。
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