東京周辺=「“道の駅”不毛地帯」はもう過去? かなり増えた“東京から気軽に行ける道の駅”5選 最新スポットは“名前ちがい”注意!?
いまや全国1200を超える「道の駅」がありますが、東京やその近郊ではあまり見かけません。しかし、少しずつ増えてきました。今回は東京から気軽にアクセスできる首都圏の道の駅を5か所紹介します。
「東京都の道の駅」より東京都心に近い道の駅
●道の駅「八王子滝山」

東京都内で唯一の道の駅である「八王子滝山」は、中央道の八王子ICからもほど近い新滝山街道沿いに位置しています。
周囲には豊かな自然が残り、戦国時代の滝山城跡公園も近く、往復約5時間の散策ツアーが企画されることもあります。
地元の農家による新鮮野菜や手づくり総菜が豊富で、「地産地消」を体現するグルメスポットとしても知られています。
●道の駅「いちかわ」
東京都心に“最も近い”道の駅とされるのが、千葉県市川市にある「いちかわ」です。外環道の千葉区間(三郷南―高谷)の開通にあわせ、その地上道路である国道298号沿いで2018年に開業しました。
日本初だという「都市型道の駅」として設計されており、ショップ・レストラン・カフェ・ラウンジ・カルチャースペースに加え、防災機能まで備えた多目的施設となっています。地元FM局のサテライトスタジオも併設されているのも「都市型」かもしれません。
●道の駅「べに花の郷おけがわ」
2025年3月に埼玉県で21番目の道の駅として開業した「べに花の郷おけがわ」は、圏央道・桶川北本IC近く、国道17号バイパス「上尾道路」沿いにあります。
江戸時代に中山道の宿場町として栄えた歴史を活かした、和風デザインの建物が特徴です。当時の桶川宿の風情を再現した空間で、「食のテーマパーク」として全国から集まる食材を楽しめるコンセプトとなっています。
物販・飲食スペースに加え、イベントやフリーマーケットが行われる広場も。かつて日本有数の生産量を誇った市のシンボル「紅花」色のライトアップも見どころです。災害時には防災拠点としての機能も担います。
なお、埼玉県内で最も東京に近い道の駅は、川口市の国道298号沿いにある道の駅「川口・あんぎょう」です。
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