飯田線の秘境駅めぐる急行列車、11月運転 「中山道トレイン」も
JR東海が2016年11月に、秘境駅を訪問できる臨時急行「飯田線秘境駅号」を運転。また、中央本線では臨時急行「中山道トレイン」も運行されます。
「秘境駅」6駅を一度に訪問可能
JR東海は2016年9月7日(水)、急行「飯田線秘境駅号」と急行「中山道トレイン」を今秋も運行すると発表しました。
急行「飯田線秘境駅号」は11月10日(木)から13日(日)、17日(木)から20日(日)に、豊橋~飯田間で各日1往復が運転されます。この列車には、これまでに延べ約3万4000人が乗車。今秋は昨秋より3日多い計8日間の運行です。
「秘境駅」とは、まわりに人家や人の気配がなく鉄道以外の手段では到達が難しいといわれる駅のことで、急行「飯田線秘境駅号」は主要駅などのほか、秘境駅として知られる小和田、中井侍、為栗(してぐり)、田本、金野、千代駅に最大20分停車します。
乗車特典として、新城~大嵐(おおぞれ)間では、車内で「乗車証明書」をプレゼント。また、一部の運行日には、新城駅と平岡駅にて下り列車到着時に、地元特産品などの販売が実施される予定です。
急行「中山道トレイン」は11月3日(木・祝)から6日(日)に、名古屋~奈良井間で各日1往復が運転されます。車内では観光案内や特産品の販売を実施。乗客には特典として木曽ひのきを使用した乗車証明書が配られます。
どちらの列車も、車両は特急用の373系電車(3両編成)を使用。全車指定席のため、乗車には乗車券のほか急行券と指定席券が必要です。きっぷは、乗車1か月前の午前10時から、駅にある「みどりの窓口」などで発売されます。
【了】
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