新型スカイライナー、利用者2000万人達成 ヘッドマーク掲出 京成
東京と成田空港を結ぶ京成電鉄の特急「スカイライナー」3代目(AE形)が、2016年9月13日に利用者2000万人を達成。成田空港駅で記念式典が開催されました。また、これを記念したヘッドマークの掲出も行われます。
2010年の「成田スカイアクセス」開業から6年
京成電鉄は2016年9月13日(火)、京成上野駅(東京都台東区)と成田空港駅(千葉県成田市)とを結ぶ特急「スカイライナー」3代目(AE形)の利用者が2000万人に達したことを記念する式典を成田空港駅で開催しました。
成田市の吉田昭二副市長、成田国際空港の長田 太代表取締役専務を来賓に迎え、2000万人目の利用者であるジェナ・ローズさんと鈴木敏隆さんには記念品を贈呈。式典後には、2000万人目の利用者が乗車した京成上野行き「スカイライナー10号」の乗客全員にも、京成電鉄オリジナルのネームタグやスーツケースステッカーがプレゼントされました。なお、今回の2000万人達成を記念し、「スカイライナー」1編成にはヘッドマークが掲出されます。
京成電鉄の「スカイライナー」は、東京と成田空港を結ぶ全席指定の特急列車です。初代(AE形)は1973(昭和48)年12月30日に京成上野~京成成田間でデビューし、5年後の1978(昭和53)年5月には成田空港駅(現、東成田駅)に乗り入れを開始。1990(平成2)年6月には2代目(AE100形)が登場し、翌1991(平成3)年3月には空港ターミナル直下に造られた現在の成田空港駅に乗り入れを始めました。
現在の3代目(AE形)は、2010(平成22)年7月の成田空港線(成田スカイアクセス)開業時に登場。日本の在来線で最も速い最高160km/hで走り、日暮里~空港第2ビル間を最短36分で結んでいます。京成電鉄によると1日あたりの運行本数は上下線あわせて56本、利用者数(2015年度平均)はおよそ1万人です。
【了】
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