都県境越え“新ルート”9月開通へ 行き止まりの「多摩NT通り」が実質延伸 国道16号が近くなる!

相模原市で、都市計画道路「宮上横山線」の建設が進んでいます。

建設が進む都市計画道路「宮上横山線」

 神奈川県相模原市の橋本駅の東側で、2025年9月末の開通に向けて都市計画道路「宮上横山線」の建設が進んでいます。

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都市計画道路宮上横山線(画像:相模原市)

 宮上横山線は現在、相模原市緑区の東橋本二丁目交差点から北へ延伸する形で、境川(都県境)までの区間が建設中。さらに境川以北は、町田市が多摩ニュータウン入口交差点まで都市計画道路「ニュータウン幹線」の建設を進めています。

 これらが開通すると、東橋本二丁目交差点から京王相模原線をくぐり、境川を渡り、多摩ニュータウン入口交差点(町田街道・多摩ニュータウン通り)までが一本の道路でつながります。

 神奈川側からだと、国道16号や橋本駅・相模原駅周辺から、東京の町田街道や多摩ニュータウン通り(南大沢、多摩センター)方面へ抜けるルートが誕生します。

 東京側からだと、新府中街道を南下し、道なりに多摩川の関戸橋を渡り、多摩ニュータウン通りを進んだ先の終点が町田街道でしたが、そこからさらに国道16号方面へ道路が延伸する形です。そのまま道なりに南橋本まで南下すると、国道129号へも出やすくなります。

 道路の開通予定は当初2024年3月でしたが、工事が遅れ2025年3月に。しかし雨の影響から護岸工事がさらに遅れ、開通時期も半年ほど延期していました。

 橋本駅では、リニア中央新幹線の新駅の建設も進んでいます。この道路が開通すると機能的な幹線道路網が形成され、新駅をはじめ周辺の工業地域や物流施設などへのアクセス性向上が期待されます。

【地図】都市計画道路「宮上横山線」の建設ルートを見る

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1件のコメント

  1. この道記事が期待する割には、役に立たない気がする。

    相模原市側が片側1車線なのと一番どうしょうもないのが、横浜線との交差が踏切のため、ただでさえ混んでいるのに余計酷くなりそう。