高速道路の「休日割引なし」いつまで? あすから“適用除外”スタート 9月も予定あり
2025年のお盆も、高速道路は休日割引が適用されません。
お盆は計5日間が対象
お盆期間は、高速道路の休日割引が適用されません。NEXCO3社(東日本・中日本・西日本)などが、ウェブサイトなどで改めて適用除外日を周知しています。

休日割引は、土休日に地方部の通行料金が終日3割引になる制度です。
ただし、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から混雑期に利用が集中しないよう2020年春からゴールデンウイーク、お盆、年末年始で適用除外が始まり、後に目的が「混雑の分散・平準化」に変化。さらに2024年度からシルバーウイークが、2025年度から「3連休すべて」が適用除外日に加わっています。
国土交通省やNEXCO各社によると、休日割引の適用を除外した大型連休は渋滞量が減少する傾向が見られたといいます。国は2023年10月に閣僚会議で決定した「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」に基づき、観光需要の分散・平準化のため、休日と平日のバランスの見直しを進めています。休日割引の適用除外日の拡大は、この観点を踏まえています。
2025年お盆期間の適用除外日は、8月9日(土)・10日(日)・11日(月・山の日)と、16日(土)・17日(日)の計5日間です。
また、その次はシルバーウイークの9月13日(土)・14日(日)・15日(月・敬老の日)と、20日(土)・21日(日)・23日(火・秋分の日)の計6日間も「休日割引なし」が決まっています。
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