新幹線と縁が深いミネラルウォーター 国鉄が始めJRが受け継いだ水の商い
国鉄が水を調査した結果…
上越新幹線の大清水トンネル内で、作業スタッフが発見していたこと。それは「その湧水がおいしいこと」だったそうです。
これを受けて国鉄(当時)は、谷川連峰の天然水を商品にすることを企画。水質調査を実施したところ、大清水トンネルの上にある谷川岳に降った雨や雪融け水が、様々な地層を通り抜け、おいしい水になって湧き出ていることが判明したといいます。
ちなみに、大清水トンネルと並行するように在来線(上越線)の清水トンネルも谷川連峰の下を通過しており、川端康成の小説『雪国』冒頭にある「国境の長いトンネル」は、この清水トンネルのこととも。
さて、この谷川連峰の天然水、1984(昭和59)年にまず群馬県内で販売が開始されますが、そのとき、商品名は「From AQUA」ではありませんでした。
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