「新幹線の骨」も 見納め「空を飛ぶ新幹線」徹底リポート

「少なくとも3年に一度、空を飛ぶ」新幹線

「ただいまより『車体上げ・載せ作業』の実演を行います。みなさん、右のほうをご覧ください。クレーンを操作してくれるのは、浜松工場のオオイシさんとキタジマさんです。拍手をお願いします!」

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まだ地上にいるN700A。その車体をつり上げ、移動させ、手前にある台車の上に載せる(2016年9月、恵 知仁撮影)。

 JR東海の女性社員による司会で、「さよなら実演」は始まりました。この時点で、N700A新幹線先頭車の車体は地上にあります。

「車体をふたつのクレーンでつり上げています。ふたりがそれぞれのクレーンを操作していますので、息を合わせて、少しずつ調整しながら上にあげています」

 まず、車体が垂直に持ち上がりました。そして少し横(南側。写真では向かって右側)に移動したのち、前方に用意されている台車の上に載るべく、空中を前に飛び始めます。

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つり上げられ、少し横(南側)に移動したN700A(2016年9月、恵 知仁撮影)。

「それでは、車体を移動します。みさなんのほうにゆっくりと動いていきます。先ほどのつり上げ作業はふたりでクレーンを操作していましたが、前後左右の動きはスイッチを切り替えて、ひとりで行っています」

「さて、いったん車両が停止いたしました。写真を撮りながらでけっこうですので、私の話もすこしだけ聞いて下さい」

 そうしたアナウンスのあと、「少なくとも3年に一度、空を飛ぶ」ことの説明が始まりました。

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