「宝物のSL」をホテルの部屋に 「機関車の街」高崎にデゴイチルーム誕生
高いところにあって「自然」な文字列とは
「荷物室」の上にある棚には、「架線注意」という表記がされていました。
「架線」とは、線路の上に張られている電気の流れている電線。そしてこの「架線注意」の表記は、整備で車両に登ってそれに触れてしまう、といったことがないよう、注意喚起のため蒸気機関車などの上部に貼られているものです。ごくかんたんにいえば「頭上注意」的な意味であるため、「D51 498ルーム」の高いところにある棚へこの表記がされていることは、鉄道ファンにはとても自然で、また「ニヤリ」とするポイントでしょう。
同様な「ニヤリポイント」は部屋の各所にあり、たとえば客室のドアには対応するATS(自動列車停止装置)を示す「P」「Ps」、JR東日本の高崎車両センターに所属することを意味する「高」など、実際のD51 498にある表記が再現されています。
東のホテルメトロポリタン高崎
西の桜ノ宮タワーズホテル