最高速443km/h「300X」車内公開も 「リニア・鉄道館」秋の特別イベント
「リニア・鉄道館」が秋の特別体験イベント「鉄道のおもしろさ、新発見!」を開催。電車方式で世界最速を記録した新幹線試験車両「300X」をはじめ、展示車両のうち、普段は内部が非公開のものも特別に見学ができます。
世界最高速度を記録した試験車両の運転台へ
JR東海は2016年9月26日(月)、「リニア・鉄道館」(名古屋市)で秋の特別体験イベント「鉄道のおもしろさ、新発見!」を10月1日(土)から開催すると発表しました。12月5日(月)までの期間中、さまざまな催しが行われます。
期間中は、展示車両のうち普段は内部が非公開のものも特別に見学が可能です。10月5日(水)から11月7日(月)までは、955形新幹線試験電車「300X」。運転台では、1996(平成8)年当時、電車方式での世界最高速度443km/hを記録したときの様子が再現され、技術開発の概要や成果をスタッフが解説します。なお「300X」が記録した443km/hは、超電導リニアを除き「新幹線最速」です。
また、11月12日(土)から12月4日(日)までの土休日には、1960(昭和35)年製造の1等寝台車オロネ10形、1941(昭和16)年製造の3等客車オハ35形の車内を公開。特にオロネ10形の車内公開は、「リニア・鉄道館」では初めてのことです。車内でスタッフが車両について解説します。
「300X」は期間中の毎日、オロネ10形とオハ35形は土休日のみ、いずれも1日2回の公開(「300X」は1回の日もあり)で、各回先着順で受け付けられます。
また100系新幹線、0系新幹線でも、普段は入れない運転台が公開され、こども用制服を着用しての記念撮影もできるようになります。期間は100系が10月1日(土)から11月7日(月)、0系が11月9日(水)から12月5日(月)です。
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