「東が西武で西東武」不思議な池袋、あの歌はいま 東は西でなかった過去

「不思議な池袋」知らしめたあの歌 いまも健在

 こうした池袋駅の構造を、多くの人に「確かにちょっとヘンだな」と思わせたろう歌があります。

「♪ふしぎなふしぎな池袋 東が西武で西東武 高くそびえるサンシャイン……」

 池袋に6店舗を構える大手家電量販店、ビックカメラのPRソングです。池袋駅の構造を端的に、かつ印象的に表現したこの歌、いつごろ誕生したのでしょうか。

「当社が群馬県高崎市から池袋へ本格的に進出した1980年代初頭にできたようです」(ビックカメラ)

 ちなみに、歌の後半に出てくる地上60階、およそ240mの高さを持つ「サンシャイン60」は1978(昭和53)年の開業で、当時は日本一高いビルでした。

 ただこの歌、現在は池袋の店舗でしか基本的に流されていないそうです。

 またこの歌について、「田舎から上京して東京の地理に不案内だったころ、この歌のおかげで池袋の状況がよくわかりました」(40代の「乗りものニュース」編集部員)という声も。池袋の分かりやすい説明として、「東が西武で西東武」というフレーズ、この先も受け継がれていくかもしれません。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. いや、東上の東は東京だし。
    東京が池袋の西にすべてある訳じゃあるまいに。