秘密の連絡線 回送電車からの「360度動画」で疑似体験 東京メトロ

東京メトロが、銀座線の「リニューアル情報サイト」を開設。工事概要を伝えるだけでなく、銀座線の過去、現在、未来を知ることのできる多数のコンテンツが用意されており、「銀座線がいつの間にか丸ノ内線」動画も公開されています。

どこで丸ノ内線に入る? 運転台からの動画で確かめて

 東京メトロが2016年9月30日(金)、全線で大規模リニューアル工事を進めている銀座線について、その情報を発信する「銀座線リニューアル情報サイト」を開設しました。

「過去」「今」「未来」という項目に分け、銀座線ならではのコンテンツを用意。工事の内容のみならず、東京メトロ役員と沿線の有名人との対談や、沿線の遊びやデートに役立つ情報、約40年前まで使われていた表参道駅の旧ホーム探検ルポなどが用意され、銀座線を多面的に知り、“楽しめる”ようになっているのが大きな特徴です。

 そのうちのひとつ、回送電車の運転台から、360度の撮影が可能なカメラを回した「銀座線360度動画」は、上野検車区を出て、丸ノ内線内の中野検車区に到着するまでを、6分19秒でまとめています。

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「銀座線360度動画」のスクリーンショット。左が銀座線の線路で、電車は右の連絡線を通じて丸ノ内線に入る。その先が赤坂見附駅(画像出典:東京メトロ)。

 視点を360度動かせるため、銀座線の途中で連絡線に入り、停車した赤坂見附駅で横に視点を動かしてみると、ホームドアの色が銀座線のカラーである黄色から丸ノ内線の赤に変わっている……というように、丸ノ内線に入ったことを臨場感豊かに実感できます。ちなみに、銀座線から丸ノ内線への回送電車は、月に数本しか走らないそうです。

「銀座線リニューアル情報サイト」では今後も随時、記事が更新されます。

【了】

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