進化を遂げた「最大の護衛艦」に “要人”が乗った! ステルス機が発着する飛行甲板も視察 「激レアVIPヘリ」で着艦

艦内には「ジャパン・フラッグシップ」と書かれています。

「かが」を視察する石破総理の様子が公開

 防衛省・自衛隊は2025年8月25日、横須賀に寄港した海上自衛隊最大級の護衛艦「かが」を石破茂総理が視察したと発表し、その様子を公式Xで公開しました。

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護衛艦「かが」(画像:海上自衛隊)

 当日、石破総理は陸上自衛隊が運用する要人輸送用のEC-225LPヘリコプターで「かが」に降り立ち、中谷元 防衛大臣、金子容三 防衛大臣政務官、若宮健嗣 防衛大臣補佐官らと共に視察。石破総理は、大規模な改修工事が進む「かが」艦内で訓示を行ったとしています。また、中谷防衛大臣は総理を見送った後、「かが」の各区画を回り、隊員たちを激励したそうです。

 当日、「かが」は石破総理を迎えた際、桜星が5つ入った紫色の旗を掲揚しました。これは「内閣総理大臣旗」とよばれるもので、総理大臣が乗艦する艦艇であることを示します。

「かが」は2024年3月に、F-35B戦闘機を運用可能にするための「第1回特別改造工事」が完了。この改造工事では、艦首形状が台形から四角形に変更されたほか、甲板上の耐熱塗装や標識の塗り変えなども実施されました。今後は姉妹艦の「いずも」と共に、事実上の軽空母として運用される予定です。8月21日、改修後初めて横須賀基地に接岸しました。

 なお、首相官邸の公式Xも8月23日、「改修により進化を遂げた護衛艦『かが』をこの目で確認し、隊員に訓示しました。同盟国・同志国との連携を実効性あるものとしつつ、内閣総理大臣として先頭に立ち日本を守り、国民を守り抜きます」と投稿しています。

【画像】これが進化した護衛艦「かが」を見て回る石破総理の様子です

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