ロシア黒海艦隊旗艦を撃沈したミサイル 長射程タイプが登場か? ウクライナ国防省が公開
ウクライナ国防省の関連団体が、新型ミサイルである「ロング・ネプチューン」と思われる画像を公式Instagram上で公開しました。
従来型の倍以上の射程と噂されている
ウクライナ国防省が運営するポータルサイト「Zbroyaua(ズブロヤウア)」は、2025年8月25日、同国製の新型ミサイル「ロング・ネプチューン」と見られる画像を、公式Instagram上で初めて公開しました。

このミサイルは、2022年4月にロシア黒海艦隊の旗艦であるスラヴァ級ミサイル巡洋艦「モスクワ」を撃沈した、対艦巡航ミサイルR-360「ネプチューン」をベースに、長射程化および地上攻撃能力を追加した改良型とされています。
詳細な性能は公表されていませんが、射程は従来の約360kmから最大1000kmに延伸され、衛星による位置情報を活用した精密攻撃が可能とみられています。
このミサイルの開発については、2023年11月に初めて報じられ、2025年3月15日には発射試験の成功が伝えられていましたが、これまでその外観は公開されていませんでした。
ウクライナ国内および欧米の防衛系メディアの報道によると、「ロング・ネプチューン」は「ネプチューン」よりも全長が約1.5m長くなっており、胴体中央部の直径も38cmから約50cmに拡大された可能性があるとされています。
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