ホンダの新世代EV「N-ONE e:」ついに発売! ガソリン軽自動車に見劣りしない航続距離を達成!

ホンダが軽バッテリーEVの新型「N-ONE e:」を2025年9月12日に発売します。

航続距離は295km!「N-ONE e:」ついに発売

 ホンダはこのたび、軽規格バッテリー電気自動車(BEV)の新型「N-ONE e:(エヌワンイー)」を2025年9月12日に発売すると発表しました。

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新型軽BEVのホンダ「N-ONE e:」(画像:ホンダ)

 N-ONE e:は、軽5ドアハッチバックの「N-ONE」をベースとしたBEVです。N-ONEでは、ホンダ初の軽乗用モデルといえる「N360」(1967年)を彷彿とさせるデザインを採用していたのに対し、N-ONE e:では外観の雰囲気を一新。特にフロントフェイスは、ヘッドライトと充電ポートを横長のグリルに収めた独自の顔つきになっています。また、ボンネット部分もフラットな形状とし、見切りの良さを向上させました。

 インテリアには、薄型デザインのパネルを採用し、ドライバーの前方視界を確保しています。また、ナビの使用頻度が少ないユーザー向けに「ディスプレイレス仕様」も設定。このモデルではディスプレイモニターがなくなることでダッシュボード周りがフラットな形状になる一方、スマートフォンをBluetoothで接続することで、ナビがなくても車内で音楽を聴けるようにしています。

 さらに、車体床下に搭載される充電用バッテリーも薄型化し、大人4人が乗車できる空間を確保するとともに、リアシートを倒した際にはフラットになるよう荷室空間もデザインされています。加えて、床下へのバッテリー搭載により低重心化も図られ、走行安定性も向上しています。

 航続距離は標準で295km(WLTCモード)、充電時間は普通充電で約4.5時間、急速充電の場合は約30分です。また、アクセルペダルだけで加減速から完全停車まで一貫して操作できる「シングルペダルコントロール」も採用しました。

 グレード体系はベーシックな「e: G」と、ナビディスプレイや急速充電機能などを装備した「e: L」の2種類で、価格(税込み諸費用別)は前者が269万9400円、後者が319万8800円です。

【モニターがなくてスッキリ!】これが「N-ONE e:」のナビなし仕様です(写真で見る)

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