車窓からゆっくり紅葉を 東北の2路線で「速度低下運転」実施
東北の陸羽東線と磐越東線の一部列車が、車窓から紅葉を楽しめるよう速度を落として運転。陸羽東線では期間中、窓の大きな観光列車も走ります。
「リゾートみのり」に、観光列車をさらに併結
JR東日本仙台支社は2016年10月19日(水)、紅葉の時期に一部の区間、列車で、車窓から紅葉を楽しめるよう「速度低下運転」を実施すると発表しました。対象は、宮城県と山形県を結ぶ陸羽東線、福島県のいわき市と郡山市を結ぶ磐越東線で、2路線とも10月22日(土)から11月6日(日)まで16日間の予定です。
陸羽東線では、鳴子温泉駅と中山平温泉駅(いずれも宮城県大崎市)のあいだの鳴子峡において、日中の上下合わせて8本の列車で「速度低下運転」を実施。うち2本は臨時快速「リゾートみのり」で、10月20日(木)~23日(日)、27日(木)~31日(月)、11月3日(木)~6日(日)に運転されます。
10月27日(木)~31日(月)、11月3日(木)~6日(日)には「リゾートみのり」にさらに、トロッコ列車風の木製座席が特徴の臨時快速「風っこ湯けむり紅葉号」が併結されます。どちらも、大きな窓から紅葉を楽しめる全車指定席の観光列車です。
磐越東線では、江田駅と川前駅(いずれも福島県いわき市)のあいだの夏井川渓谷において「速度低下運転」が実施されます。いわき、郡山駅をそれぞれ8時台、13時台、15時台に発車する、上下合わせて6本の普通列車が対象です。
なお、列車が遅れている場合は、通常の速度で運転することがあるほか、紅葉の状況により期間を変更する場合があるそうです。
【了】
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