韓国上空を飛ぶ「日の丸」、どの機がふさわしい? 軍用機だからこそ担える「役割」とは

「ブルーインパルス」+中+露…の可能性

 韓国空軍にはT-50B練習機9機で編成される「ブラックイーグルス」というアクロバットチームが存在します。もし「ブルーインパルス」と「ブラックイーグルス」が相互に訪問し合い、飛行展示を実施できるようになれば、両国の友好にとって大きな意味を持つことになるでしょう。

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韓国空軍「ブラックイーグルス」。T-50B練習機を9機使用する。欧州や中東へ海外遠征を行った実績もある(関 賢太郎撮影)。

 日本の近隣国には、「ブルーインパルス」や「ブラックイーグルス」のほかにも、台湾空軍のAT-3「自強」練習機を使用する「雷虎小組」、中国空軍のJ-10A戦闘機を使用する「八一飛行表演隊」、ロシア空軍のSu-27/Su-30戦闘機を使用する「ルスキイェビチャジ」、同じくMiG-29を使用する「ストリージイ」、同じくMi-28戦闘ヘリコプターを使用する「ベルクートイ」といった、多数のアクロバットチームが存在します。

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中国空軍「八一飛行表演隊」。J-10A/S戦闘機を6機使用する。一般的にアクロバットチームは練習機が多く、戦闘機を使うチームは少ない(関 賢太郎撮影)。

 国家間が比較的良好な関係のヨーロッパでは、十数か国にもおよぶ軍のアクロバットチームが勢揃いし、朝から晩まで途切れることなく飛行展示が続くエアショーも珍しくありません。将来、政治的な問題を解決し、日本の近隣諸国のチームが一堂に会して「ブルーインパルス」とともに肩を並べ、友好を深める日がやってくるならば、これほど素晴らしいことはありません。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. どんな機体もNGでしょう。逆に国内を韓国軍の戦闘機が飛ぶ話が出ても、右翼たちが大暴れするのがオチです。

    • 自分もそう思います。
      妄想話は御自分のブログかツイッターでやられた方が良いかと。