半年沈黙の国産ステルス実証機X-2「心神」一般初公開 まもなく飛行再開か

「岐阜基地航空祭2016」にて、「心神」とも呼称される国産ステルス技術などの実証機X-2が一般初公開されました。5月の飛行試験から音沙汰がなく、なんらかのトラブルとの見方もありましたが、開発担当者からは違う話が聞こえてきました。実際、どうなっているのでしょうか。

不要な技術も開発中? X-2最大の目的とは…?

 それらX-2で試験される技術は、あくまでも「必要となる可能性のある技術」であって、すべてが将来型戦闘機開発に適用されるわけではありません。また実のところ、本当に先進的な部分は、構造材を除くとそれほど多くありません。「ステルス」や「推力偏向装置」は、すでに海外で実用化済みの既存技術であり、特に「推力偏向装置」は、戦闘機における高機動性が重視されなくなっていることから、あえて搭載しない機体が少なくないのです。

 X-2開発の最大意義は、各種技術の実証ではなく、それらをひとつにまとめ実際の機体として完成させる「インテグレーション」の実証にあるといえます。

 日本政府はX-2の試験結果を待って、2018年にはF-2後継機開発に関する将来の方針を決定するとしています。恐らくそれは、コストなどの面から完全な純国産化とはならず、他国の企業などが参画する国際共同開発になるでしょう。

 いずれにしても、X-2に残された時間はあまり多くありません。そのため短期間で集中して飛行試験が行われる可能性が高く、予定通りならばいよいよ11月にも、X-2を開発した意義が本格的に試されることになります。

【了】

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  1. it's a pity

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