11月から“黒いSL”ついに復活!車両トラブルで離脱も半年で修理完了へ 大井川鐡道

大井川鐡道が保有する蒸気機関車C10形8号機は、11月21日から運行再開します。

11月21日から営業運転再開へ

 大井川鐵道は2025年10月8日、蒸気機関車C10形8号機の運行再開を発表しました。

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鉄橋を渡る蒸気機関車C10形8号機(画像:大井川鐡道)

 C10形8号機は、大井川鐵道にて日本で唯一動態保存されているC10形蒸気機関車です。

 2025年5月に、先輪の車軸付け根部分の装置でリベットの緩みなどが見つかるという、通常では不具合が発生しにくい箇所でのトラブルが判明。6月から10月にかけて予定されていた定期検査と合わせて修理を実施するため、運用を離れていました。

 この間、急行「かわね路号」や「南アルプス号」は他の機関車によって代走されていましたが、修繕完了の見込みが立ったため、C10形8号機は2025年11月21日からの営業運転が再開となります。

 同機が牽引する急行「かわね路号」「南アルプス号」は、1日3往復(6便)で運行予定です。

 急行列車の乗車には運賃に加え急行料金が必要で、大人1500円、こども750円となっています。2026年1月以降の運転予定についても、大井川鐵道の公式サイトで随時案内するとしています。

【半年ぶりの運転】これが運行再開となる“黒いSL”です(画像)

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