燃費考え下り坂で「エンジンOFF」は超危険 燃費が良く安全なのは「エンジン活用」

エコドライブのつもりで、下り坂でクルマのエンジンを切ったり、ギアをニュートラルにしたりする人がいるようです。これは大変危険なうえ、燃費的にもほぼ無意味な行為。燃費向上には、クルマの免許を持つ人ならだれもが知るはずの、もっといい方法があります。

【写真】道路に用意されている「緊急避難所」

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「マツダ ターンパイク箱根」の「緊急退避所」。長い下り坂が続く道路では、ブレーキトラブルに備えた上り坂の「緊急退避所」が見られる(写真出典:箱根ターンパイク)。

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コメント

8件のコメント

  1. 走行中にアクセルを完全に放すと、瞬間燃費計には「99.9km/L」と表示されます。つまりエンジンブレーキ中はガソリン消費してないという事。(ウチのクルマ(フツーの軽)は∞が表示できないからの99.9)

    下り坂に限らず平地でも、走りながらいかにアクセル放し切るかを意識するとエコになります。例えば赤信号に向かって加速し続けて直前で急ブレーキかける走り方(これも危険だね)と比較してみてください。

  2. 機械式キーのクルマで走行中のエンジンカットが「可能」なのはわかるが、電子式キーとON/OFFスイッチのクルマでも走行中のエンジンカットは可能なのか? 何かするとアイドリングストップ状態と誤認させられるのか?

  3. エンジンoffは車として機能しないので論外ですが、ニュートラルについてはちょっと議論が弱いかな。

    そもそも燃費のためニュートラルにしたがる人は、ニュートラルでフットブレーキが必要なく、アクセルオフで必要な速度を維持できない場面(微傾斜下り坂や下り坂で加速が必要な場所)でニュートラルにするので、そこでいきなりブレーキ酷使やアクセルオフの方がいいと論じるだけでは弱いかなあ・・・と。

    コントロール難しくニュートラル故不安定で、注意散漫にもなる運転を公道でやると危険で迷惑!素直にアクセル軽く踏んで安全運転しろ!と言っちゃった方がいいと思います。

    フュエルカット機能を「最近の車には」というのも・・・もう相当昔になってしまいました。

    しかしそんなにも推奨されない運転中Nレンジ、なぜ運転中ああも簡単に入るようになっているのでしょうか?

    RやLレンジ同様、簡単には入らないようになっててもいいと思うのですが。

  4. 柳沢峠の下りとかで昔はよくやったよ。マニュアルミッション・キャブレター車の時代の話だが。何しろ20Km近くエンジンオフで走るんだからそりゃ実際に燃費もよくなったしね。今の電子制御車でそれをやるアホは居ないでしょう。

  5. 自動車学校での免許取得時、警察での免許更新時の呆れる程の教習内容の薄さに

    原因がある。みっちりと構造、作動原理を覚えさせ、テスト不合格者には

    取得や更新をさせない仕組みが必要だ。

  6. (不明コメント)

    • 欧州製6速MTユーザーとしてはエンジンブレーキの減速が嫌ならシフトアップすればよろしいかと。

      ところで、トヨタHVの「滑空」とは回生抵抗による減速とエンジン点火による燃料消費をアクセルワークで制御する(回生ブレーキを利かさないためにアクセルオフはしないが、加速用にエンジンが点火されないほどアクセルオンはしない)こと、要は内燃機のパーシャルスロットと同等に使ってますが、Nモードでの惰行なんですか?

  7. エンジンオフにした結果、ハンドルロックがかかりハンドル動作が出来ず曲がりきれず事故というケースもありますね

  8. 85年製の車は「最近の~」に入るのだろうか?コンピュータは積んでいるようだが…

    こういうのを見るたびにどこかで付きっ切りで正しい知識を教えてくれるところはないだろうかと思う。

    教習所に通っていたころに横で教えてくれていたのかもしれないが、当時はエンジンを落とさずに前に進むことに必死で碌に聞いちゃあいなかったからね。