コインパーキング「空いてない!」その時どうしてる? ぐるぐる探し回らない検索術 “タッチの差で満車”防ぐ手段も
目的地のコインパーキングがどこも満車で困った経験はありませんか。闇雲にぐるぐる探し回るよりも「検索」。空いている駐車場を効率的に見つけられます。
まずは大手検索サービスを活用 「穴場」が見つかることも
コインパーキングがビジネスモデルとして確立したことで、商業地だけでなく、住宅地でも“停める場所探し”の苦労は格段に少なくなりました。しかし目的地のエリアやタイミングによっては「どこも満車」で、停める場所をぐるぐる探し回ることもあるのではないでしょうか。
こんなときに活用したいのが、大手コインパーキングチェーンが用意する時間貸し駐車場検索サービスです。その代表例である「タイムズの駐車場検索」「三井のリパーク時間貸し駐車場検索」は、ともにスマホの位置情報を利用した「現在地からの検索」に対応しており、自車周辺のコインパーキングを、料金や満空情報も含めてスマホを使いスムーズに探し出すことができます。
最近は不動産の流動化、市街地再開発の本格化などで、表通りからは見通せない裏通りにコインパーキングが点在していることがあります。表通りに比べて目立たない“穴場”のコインパーキング探しにも、両者の検索サービスは大いに役立ちます。
「行ったのに満車」を防ぐ新サービス&事前検索のすすめ
しかし、混雑している時間帯などでは、「空車」を確認して現地に行っても、タッチの差で満車になっていたというケースも少なくありません。実はそうした“悲劇”を防ぐためのソリューションも登場しています。その一例が「VEEMO Parking」です。
このサービスは、スマホやウェブサイトで検索した時間貸し駐車場について、自分がそこへ行くまでの一定時間、「車室キープ」ができる仕組みを備えています。対応する駐車場はまだごく一部のみとなっていますが、今後展開が進めば、「駐車場を探して走り回る」という事態が過去のものになるかもしれません。
なお、この車室キープの利用にはサインアップ(会員登録)が必要となり、支払いは登録したクレジットカードによるキャッシュレス決済です。小銭を用意したり、雨の中で精算機を操作したりするといった面倒から解放されます。こうしたオンラインでの予約、そして精算という流れは、“コインパーキングの未来像”を示しているとも言えそうです。





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