高速道路に「ナゾの緑のライン」が引かれていました。これは何なのでしょうか?どう運転すれば?→実は“ドライバー想いの有能設備”だった

高速道路の路面中央付近に、見慣れない「緑色の実線」が連続して引かれている場所があります。これはどういう意味があり、ドライバーはどのように走ればよいのでしょうか。

どう走れば…?

 高速道路の路面中央付近に、見慣れない「緑色の実線」が連続して引かれている場所があります。これはどういう意味があり、ドライバーはどのように走ればよいのでしょうか。

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車線の真ん中付近に引かれた緑の線。京奈和道で(乗りものニュース編集部撮影)。

 結論からいうと、この線は「車両誘導線」と呼ばれ、クルマで跨いで走るのが正しい方法です。実は、ドライバーの安全を考えた設備でもあります。

「車両誘導線」は、車線の中央よりやや右側に引かれています。線が運転席の真下に来るように走ることで、中央分離帯のワイヤーロープ式防護柵との適切な間隔を保ちながら走行できます。

 この区間は暫定2車線で、中央分離帯にはワイヤーロープ式防護柵が設置されています。しかし、過去には防護柵への接触事故が多発したこともあり、安全対策として緑の線が引かれました。

 なお、「車両誘導線」はもともと秋田県で考案され、暫定2車線の高速道路で導入されたのが始まりです。

【これが正解】「緑の線」の走り方と“実際の様子”(画像/写真)

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コメント

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4件のコメント

  1. 良い記事なのに普通のブラウザで開いたせいでどこからどこまでが記事なのか分からなかった。

    広告を表示させないブラウザで見て初めて本文がわかり読めた。

    わけわからんから有料化して広告を無くせばいいのに。

  2. ここだけではないけど、全体的に広告があふれすぎていて画面が半分隠れていて読む気にもならない。

    記事を読んでもらう仕事じゃないの…?

    読む気になくさせてどーすんの…

    もったいないよ

  3. 秋田自動車道の大館能代空港ICから二井田真中ICの道路にもありますが、こちらの人は緑の線があるので白線をまたいで走行する人が多いです。

  4. そもそも中央分離帯のないようなところは、60キロ制限とか制限速度さげたほうがいいんじゃないのか?

    信号がないだけでも十分早く走れる。

    自動車専用道ってのは「車両のみ」と「信号がない」道路であって「100キロが出せる」といった必要まではないから(たとえば、都市高速なら60キロ制限は普通にある)

    本来は、「歩行者や自転車などがおらず、交差点もなく、安全に走りやすい」ってのは自動車専用道路だが、「危険」な道路になっているよね……(まともな運転ができず「流れ!」等で走るサルたちのせいだが)