車体ほぼ“窓”!? 京都の絶景列車に「ガラス張りの新型車両」導入へ 特別室も設置!
京都府の嵯峨野観光鉄道は、新たに導入するトロッコ列車の車両デザインを公表しました。
車内のイメージも公表
京都府の嵯峨野観光鉄道は2025年10月22日、新たに導入するトロッコ列車の車両デザインを公表しました。今後、2027年春に導入するとしています。

嵯峨野観光鉄道は、1989年の山陰本線の複線化に伴い、不要になった川沿いの旧線を観光鉄道に転用した路線で、1991年に運転を開始。風光明媚な保津峡の渓谷美を楽しめることから、国内外の観光客から高い人気を集めています。
現在はJR西日本から譲受したDE10形機関車や、トキ25000形貨車の改造車が在籍していますが、新たな牽引車と客車が導入されることに伴い、既存車両は2026年に引退となる予定です。
新たなトロッコ列車は5両(牽引車1両+客車4両)の1編成で、デザイン監修はGKデザイン総研広島が担当しました。4号車の一部には特別室も設けられます。
車両は天井や側面をガラス張りとした開放感のある車内となることが特徴です。乗り心地向上、座席間隔や通路幅の拡大が図られるほか、4か国語対応(日本語・英語・中国語・韓国語)の車内表示器も設置されます。
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