「一時停止率」長野がやはり全国トップに 「信号機のない横断歩道」でJAFが追加調査
JAFが「信号機のない横断歩道に横断歩行者がいる場合、クルマが一時停止するかどうか」を調査。“一時停止率”は長野県がもっとも高いという結果でしたが、今回その追加調査の結果が発表されました。
9割のクルマが止まらない?
JAF(日本自動車連盟)は2016年11月10日(木)、信号機がない横断歩道での“一時停止率”調査について、長野県(長野市)内6か所での追加調査結果を発表しました。
今年8月15日から9月1日までの平日、JAFが各都道府県2か所(計94か所)の道路で、1万26台を対象に「信号機のない横断歩道に横断歩行者がいる場合、クルマが一時停止するかどうか」を調査。その結果、“一時停止率”の全国平均は7.6%だったのに対し、長野県は全国でもっとも高い48.3%でした。
しかし調査箇所が2か所と少なかったことから今回、さらに長野市内6か所で追加調査を実施。結果、前回と合わせた計8か所平均の“一時停止率”は41.0%で、依然として全国でもっとも高いことがわかりました。
道路交通法第38条は「車両等は(略)横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない」と定めています。さらに罰則として同法第119条では、第38条の規定に違反した者について「三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する」としています。
しかしJAFの調査では、全国平均で9割以上のクルマが一時停止せず、もっとも一時停止するクルマの割合が高かった長野県であっても、半数が“通過”するという結果に。JAFは「横断歩道付近に歩行者がいる場合、ドライバーはまず減速し歩行者の動きに注意を払い、歩行者も横断をしようとする際はドライバーに横断する意思表示をする等、お互いに安全に努めましょう」と呼び掛けています。
【了】
運転支援制御の一般化に並行し標識(およじ自動車)にトランスポンダが組み込まれて標識無視による事故が(なくならないまでも)減ることを希望。
横断歩道の先に信号があると、逆にスピード上げる奴いて危ないなあー
信号機のない横断歩道や停止線はただの飾り。誰も止まってくれないどころか、その存在さえ危ういものがある。信号や一時停止で止まっても停止線は無視したり、信号にしても黄色は進め(本来は停止)全赤はまだ行ける(本来は全方向が絶対停止)そして信号機のない横断歩道や停止線は無い物として認識しているから止まらない。ひし形マーク。それって何?なんて言っている現状では止まる車なんてないでしょうね。
他方目的地では自転車通行帯だろうが何だろうが駐車車両の列。車はやりたい放題。自転車や歩行者はそれにおびえながら道路を利用しているのが現状。目の前が学校だろうが病院だろうが警察だろうが止まる車は少ないし、さらにきちんと停止線を守って止まる車はさらに少ない。