高架化を歩いて実感 折尾駅でウォーキングイベント開催 JR九州
鹿児島本線と筑豊本線が交わる北九州市の折尾駅では、高架化工事が進行中。その新しく造られた鉄道高架橋の上を歩けるイベントが、2016年12月に開催されます。
新しい駅ホームも歩ける
JR九州は2016年11月18日(金)、高架化工事中の折尾駅(北九州市八幡西区)前後区間の新しい鉄道高架橋を歩くイベント「今しか歩けない!!鹿児島本線仮線高架ウォーク」を、12月23日(金・祝)に開催すると発表しました。JR九州が主催する「JR九州ウォーキング」の特別編です。
いまの折尾駅は、1895(明治28)年、筑豊鉄道(現・筑豊本線)が1階、九州鉄道(現・鹿児島本線)がその上を通る日本で初めての立体交差駅として開業しました。現在進められている工事では高架ホームが新たに造られ、鹿児島本線、筑豊本線ともそのホームに移設される計画です。今回は鹿児島本線の切り替えに先立ち、「整備事業の進捗を実感して頂けるよう」(JR九州)ウォーキングイベントが行われます。
参加費や事前申し込みは不要。受付は当日午前9時から12時のあいだに折尾駅北口で行われます。高架橋や新しい高架ホーム上を往復約1km歩く「レールウォーク」などとともに、北九州市などが主催するイベント「おいでよ!オリオ」も開催。折尾愛真短期大学ハンドベルクワイア、JR九州吹奏楽団などの演奏や、絵はがき、銘菓などの販売が行われるほか、地元飲食店による軽飲食コーナーなども設けられます。
鹿児島本線の新ホームへの切り替えは、2017年1月の予定。JR九州は、「高架ホームから見える現鹿児島本線と筑豊本線との立体交差は今回が見納め」としています。
【了】
ついに全ホームが平行に並ぶ日がやってくるんですね……!!