伊予鉄が「流線形の新型車両」追加導入! 「元京王線」車両は順次置き換え
伊予鉄道が、新型鉄道車両「7000系」を新たに6両(2編成)追加導入します。
郊外線全線に導入
伊予鉄道は2025年11月6日、新型鉄道車両「7000系」を新たに6両(2編成)追加導入すると発表しました。
今回の導入は、京王電鉄から譲り受けた旧型車両「700系」の置き換えを目的としたもので、7000系は2025年2月にデビューした、67年ぶりの新型車両です。追加導入分は2025年12月3日より郊外線全線(高浜線・横河原線・郡中線)で運行を開始し、これにより7000系は合計12両(4編成)体制となります。
流線形のフォルムと伊予鉄伝統のオレンジ色が特徴の7000系は、車いすスペースやLCD式次駅案内表示器を備えるなど、最新のバリアフリー基準に対応しています。また、行先表示や車内案内には英語表記を導入し、英語による自動アナウンスにも対応。全扉上部にはデジタルサイネージを設置し、中吊り広告のないすっきりとした車内空間となっています。
さらに、旧700系と比較して使用電力量を約50%削減するなど、省エネ性能も大幅に向上しています。
伊予鉄道では、2027年までに合計18両(6編成)の導入を予定しており、旧型の700系は順次廃車する見込みです。





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