「日本最北の空港ラーメン」が想定外すぎた件 常識覆す“本気の破壊力”に「こ、これが空港ラーメン…?」

定期旅客便が就航する空港のなかで「日本最北」に位置する北海道・稚内空港。この空港で“とんでもないラーメン”に出会ってしまいました。どのようなものなのでしょうか。

「このスープ、ただものじゃねーぞ…」

 時間が経つにつれてホタテの出汁がどんどん溶け出し、スープが濃く、旨くなっていくのです。もしかしたら固めの麺も、この“味の成長”に合わせて設計されているのかもしれません。それほどに後半のうまさラッシュがすごかったです。

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稚内空港内の「エアポートレストラン」(グルメ満二郎撮影)。

 こんなスープを残すという選択肢はありませんでした。普段どんなラーメンも10分もあれば完食してしまう筆者ですが、今回はじっくり味わいすぎて17分。スープを一滴も残さず、まさに“飲み干すための一杯”でした。まさか空港で、こんなにも「最後まで飲みたい」と思えるラーメンに出会うとは……。市街地の人気店にも引けを取らない、いや、それ以上の満足感です(しっかり市街地でもいただきました)。

 唯一の後悔は、「エアポートレストラン」では味噌味の「ほたてラーメン」も提供していたことです。筆者は実のところ、稚内滞在中にこのラーメンを2回食べたんですが、「味噌とライスも絶対いいよね……」と思いながら2回とも塩を選んでしまいました。帰りの飛行機の機内でふと「あ、2つ同時に食べればよかったじゃん」と気づくも、時すでに遅し。次こそは“塩と味噌の二刀流”で挑もうと思います。

【写真】ホタテ規格外…これが「日本最北の空港ラーメン」驚愕の全貌です

Writer:

駅や空港などでB級グルメを探すのをライフワークとしている。好きな言葉は「ニンニクアブラ」。

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