日本初の「ヨットスタイル客船」が2027年に就航へ 小型船でしか寄港できない場所を巡る 船名は「SEFU」に決定

両備グループの「Rヨット」は、日本初のヨットスタイルのクルーズ船の名称を「SEFU」に決定しました。

乗客定員は120名

 岡山を拠点とする両備グループが設立したクルーズ船の運航会社「Rヨット」は2025年11月10日、新造クルーズ船の船名を「SEFU」に決定したと発表しました。今後、2027年に就航する予定です。

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「SEFU」のイメージ(画像:両備ホールディングス)

「SEFU」は、日本初となるヨットスタイル(乗客100名~150名程度のスモールラグジュアリー船)の客船。船尾には、ヨットやプレジャーボートなどを係留・保管できる施設「マリーナ」を新造船としては日本で初めて備え、マリンアクティビティや小型ボートでの離島上陸といったヨットクルーズ体験が可能です。

 全長は約110~120メートル、全幅約19メートル、総トン数は9000~1万トン。客室数は60室、乗客定員は120名で、小型船でしか寄港できない、瀬戸内や南西諸島など日本沿岸を巡る予定としています。

 名称の“SE”は「瀬戸内」を、“FU”は「風」を表しているとのこと。今後は、内装デザインや航路、運航開始時期などの詳細を順次発表するとしています。

【結構コンパクト?】これが日本初ヨットスタイルの新造クルーズ船「SEFU」です(画像)

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