Suicaタッチが必要ない「革新的な新改札」JR東が在来線に初導入へ 28年度にも品川エリアで
JR東日本は、きっぷの投入やSuicaのタッチが必要ない「ウォークスルー改札」を2028年度にも広域品川圏の在来線へ導入する方針を明らかにしました。
「ウォークスルー改札」28年度にも在来線に導入目指す
JR東日本は、2025年10月末に公表した2026年3月期 第2四半期の決算説明資料において、きっぷの投入やSuicaのタッチが必要ない「ウォークスルー改札」を2028年度にも広域品川圏の在来線へ導入する方針を明らかにしました。
ウォークスルー改札の導入は、スイカの機能を拡充する「Suica Renaissance(スイカルネサンス)」の一環として推進されています。通常の改札と比べ、ウォークスルー改札は大きな荷物を持っていたり、ベビーカーを利用している人の通過の利便性が向上します。
JR東日本は今月から2026年3月にかけて、上越新幹線の新潟駅と長岡駅に、顔認証技術を用いたウォークスルー改札機を設置し、実証実験を行っています。
ウォークスルー改札の実現に向けては、顔認証以外にも、様々な方式を検討しているとのこと。今後は2026年春から在来線の高輪ゲートウェイ駅と大井町駅にウォークスルー改札を設置し、2027年春には広域品川圏の5駅(浜松町駅、田町駅、高輪ゲートウェイ駅、品川駅、大井町駅)で実証実験を行うとしています。その成果を踏まえてウォークスルー改札の展開を進め、改札システムのコストの削減につなげるとしています。





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