「日本屈指の深い湾」で航行不能になった貨物船が漂流 そこに現れたのは.. “見事な救出劇”の様子が公開
海上保安庁は、富山湾でエンジン故障で立ち往生した貨物船を救助する様子を公式Xで公開しました。
巡視船の「スゴい能力」で救出
海上保安庁 第九管区海上保安本部は2025年11月11日、富山湾においてエンジン故障で立ち往生したトーゴ船籍の貨物船を、巡視船「のと」が救助したと発表し、公式Xでその様子を公開しました。
富山湾は、深い部分で1000m以上もの水深があり、駿河湾や相模湾と並ぶ深い湾の一つとなっています。
トーゴ船籍の貨物船は、11月7日にエンジン故障で立ち往生し、風に流されてだんだん陸に近づいていたとのこと。そこに巡視船「のと」が駆け付け、曳航したとしています。船体に損傷や浸水もなく、乗組員15名を無事救助することに成功したそうです。
今回の投稿に対し、SNSでは「お疲れ様です」「素晴らしいですね」「皆様、無事救出。良かったです」と、賞賛の声が寄せられています。
巡視船「のと」は元々、「わかさ」として舞鶴海上保安部に配備されていましたが、2023年1月に金沢海上保安部に転属し、それに伴い船名が「のと」に変更されています。総トン数は約1250トンで、長さ92メートル、幅11メートル。遭難船の曳航能力も備えており、今回の救助作業では、その能力が活かされました。





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