雪が降るのに「ワイパー立てない」それでいいの? 「立てるのが推奨」それでも“立てない”人も そのワケとは?

降雪が予想される冬の夜によく見かけるのが、ワイパーを立てた状態で駐車されたクルマです。このワイパーを立てる行為は、どのような理由で必要であり、また逆にワイパーを立ててはいけない場合はどのような状況なのでしょうか。

逆にワイパーを「立てちゃダメ」な状況は?

 降雪が予想される冬の夜によく見かけるのが、ワイパーを立てた状態で駐車されたクルマです。このワイパーを立てる行為は、どのような理由で必要であり、また逆にワイパーを立ててはいけない場合はどのような状況なのでしょうか。

Large 20251228 01

拡大画像

降雪時にワイパーを立てた状態のクルマ(乗りものニュース編集部撮影)

 降雪時、クルマのワイパーを立てておく理由は主に二つあります。一つは雪に埋もれることや重みによって、ワイパーのアームなどが変形しないようにするためです。そしてもう一つの理由は、ワイパーがフロントガラスに凍り付き、固着してしまうのを防ぐためです。

 特にワイパーがガラスに凍り付いてしまった場合、無理にワイパーを動かしたり手で引きはがしたりすると、ワイパーゴムが破損したり、駆動モーターなどへ過負荷が掛かったりして、かえって故障の原因となりかねません。そのため、多くの国産車の取扱説明書でも、寒冷地での屋外駐車の際にワイパーを立てることが公式に推奨されています。

 ただし、場合によってはワイパーを立てるのが逆効果となることもあります。その代表的なケースが、建物に隣接した駐車スペースなど、積もった雪が塊となって落下してくるような場所に停める際です。最悪の場合、雪が落ちてきた衝撃でワイパーが折れてしまうこともあります。

 さらに、水分の多い雪が降っている日や、強風が吹いている日も同様に注意が必要です。こうした場合も、クルマやワイパー自体に積もった雪の重みや、強風によってワイパーが壊れる危険性があります。

 他方、欧州では日本ほど頻繁にワイパーを立てる習慣がないともいわれています。これは日本と欧州では雪質が異なり、水分が多くて重く凍りやすい日本の雪に対して、欧州の雪はサラサラしていて軽く、凍りにくいのが関係しているようです。

 なお、万が一ワイパーがガラスに凍り付いてしまった場合は、ヒーター機能を使うか、市販の解氷スプレーなど氷を除去することが推奨されています。熱湯をかけるなどの行為は、急激な温度差でガラスにヒビが入る恐れがあるため厳禁です。

【珍装備?】これが「窓ガラス以外に付くワイパー」です(写真で見る)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス