新型ブラシ車増備、線路にカメラも 東海道新幹線で雪対策強化
飯田線や高山本線でも進む対策
在来線では、愛知県の豊橋駅と長野県の辰野駅をほぼ南北に結ぶ飯田線に、ロータリー式除雪装置付きの軌道モーターカーを1台導入。除雪効率をアップさせます。この車両は駒ケ根駅(長野県駒ヶ根市)に配備され、11月下旬から使用が始まる予定です。
高山本線の角川駅(岐阜県飛彈市)以北では雪庇(せっぴ。屋根や壁などからせり出した雪のかたまり)防止柵を2か所、なだれ防止柵を3か所にそれぞれ新設。雪による線路支障の発生を抑え、安定的な列車運行につなげます。
JR東海によると、今回の雪対策に関する投資額は、東海道新幹線が約2.8億円、在来線が約1.9億円です。
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